青空のおすそわけ

先日の晴れの日の昼下がり。
業務も終わり、スタッフも徐々に家路につく時間帯。
「青空のおすそわけ。こんな楽しい景色が、
保育園の窓から見えました」
と、おすそ分けしてくれたのは
ばなな保育園の副園長。
彼女は長いことパステルアートに携わっていて
研ぎ澄まされた感性が、私たちに輝く青空を気づかせてくれました。

彼女が初めに言ったこと。
「ばなな保育園では、スタッフのことを先生と
呼ばないことにします。
子どもも、大人も、みんな名前で呼び合います。
名前を呼び合うことで、お互い親しみが沸いたり。
子ども達を見守っているようだけど、
わたし達大人も、子ども達からたくさんのことを学ぶはず」
ここからばなな保育園は始まったのです。
今では子ども達も、スタッフのことをみんな名前で呼び合っています。

どんなことを考えているのか、
何を欲しているのか、いまどれくらい手を差し伸べたらいいのか。
子どもの目線になって接していこうと
名前で呼ばれるたびに原点に戻ることに気づかされます。